6月10日(日)札幌の北海道歯科医師会館で第48回北海道矯正歯科学会が開催されました。
私も9時半の学術講演から参加しました。
毎年6月に行われるこの学会も最初は歯列矯正治療自体がまだ世間一般に知られていない時代だったそうです。
今では私たち矯正歯科専門で開業している歯医者さんも多くなりました。
特別講演では、北海道医療大学大学院歯学研究科 口腔外科第二講座の 村田 勝 先生 の
「歯のバイオリサイクル」についての話がとても興味がわきました。
親知らずや矯正治療で抜いた自分の歯を冷凍保存しておいて、
他の歯が虫歯や歯周病で抜かなければならなくなった時に代わりに移植するという内容で、
再生医療の最前線が北海道の大学で研究が進められていることに感心しました。
歯科医療はいろんな分野で進歩しているようです。
そして、学会が終わった後の午後6時から、
私の北大医局時代の同期で行っている勉強会、「どうでしょう」が、
最近リニューアルした札幌第一ホテルで行われました。
この勉強会ですが、
医局時代、持ち寄りで症例検討会を行っていたのが始まりで、
治療方針を考える際、「これ、どうでしょうか?」と他の先生に意見を求めていたことと
水曜日に行っていたのが名前の由来になっています。
今回は、愛知県蒲郡市で開業している松山先生と、
江別市で一般歯科で矯正治療もしている石井先生に症例発表をしていただきました。
勉強会の後は場所を移し、医局時代の旧交を温めました。
同期の先生方の矯正治療に対するこだわりや情熱に触れることができ、
私にとっても非常に刺激になりました。
明日からの診療また頑張ります!!